日テレで放送されている「家売るオンナの逆襲」第7話では
ウーマンプロジェクトという企画メンバーである、バリキャリとワーママが仕事や家の購入でぶつかるのですが。
主役であるサンチー(北川景子)の言葉がとてもよかった。
***********************************************************
・男性は輝こうが輝くまいが、普通に仕事を続けられます。一方女性は輝くことを要求される。
・女性に仕事と家事を両立させるためのプロジェクトならば、そんなものはくたばってしまえばいいのです。
・一度きりの人生、他人の担いだ神輿に乗る必要はありません!
・そもそも共働き家庭である宇佐美家でサキ様だけが二足のわらじを履いていること自体、おかしな話なのです。これからは男性も仕事に家庭に輝けばよいのです。あなたは十分輝いています。
***********************************************************
さすがうまいこと言うなぁ。
「女性活躍」って女性が勝手に活躍するものと思われているんでしょうか。
輝いていないものを輝かすって発想なら、それは間違っていると思います。
もともと男性も女性も輝いているんですよ。
輝けない要因があって、それをひとつづつ解消して輝きを取り戻すんです。
それが女性活躍。男性も活躍。
このサキさんの夫のセリフ。
「家のことはママに任せた方がいいって思ってたんだ。こんなに追い詰めてるって知らなかったよ」
バカか。勝手に判断するんじゃないよ。想像力の欠如!
転勤しても子供ができても親に介護が必要になっても、
「家のことはママに任せた方がいいって思ってたんだ。」
って言うんでしょ。
その上に仕事もして輝けって?どこまでやらせるつもりだ。倒れるわ。
この発想が変わらない限り(もちろん女性もね)、女性活躍は程遠いかと。
ドラマの中で男性社員が言っていました。
「男は仕事がうまくいかなかったら逃げ道がないじゃん。女の人みたいに人生にバリエーションがあるのって羨ましく思える」
「仕事しかないのって生きづらいじゃん」
人生のバリエーション。
これからの時代、良くも悪くも男性にも人生のバリエーションが増えていきます。
仕事しかない、仕事しかしない、なんて言ってたら生きていけなくなってしまいますよ。
だから、「女性活躍」は男性にもこれからの生き方を考えるきっかけにしてほしい。
ネーミングがね・・・。なんか女性だけの問題みたいに受け取られがちだから。
男性も仕事と育児、仕事と介護、仕事と学び、いっぱい両立していくんですよ。他人事ではない。
けど、女性から始めましょうか。女性から考えていきましょうか。
女性が始めたら男性も追いかけてくるだろうし、追いかけてこざるを得ないから。
この記事へのトラックバックはありません。
この間、何かでみたんだけど、
パパ皿洗う→パパ偉い
パパごはん作る→パパ優しい
母用事でパパにこども預ける→パパ偉い
パパとこどもでお出かけ→パパ偉い
パパ仕事→毎日お疲れ様
ママ家事→あたりまえ
ママとこどもでお出かけ→普通すぎる
ママ仕事→こどもは?
女性の負担が大きい割りに評価されない。
女性が輝けるようにまずは視点を変えて欲しいと切に願います⭐️
ホントだよねぇ。
男女雇用機会均等法から30年たっても何も変わってない。
女性活躍推進法で少しでも変わってほしいね。
女性にもしみついている「男女役割意識」を改革しないとね。
3号制度もなんとかしてほしい💦