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年度初めに考えていた事

ちょっと前になりますが、メンタルヘルスの入門講座をしました。
今までメンタルヘルスに取り組んだことのない企業の経営者や担当者が対象の講座でした。
オンラインではなく対面のセミナー形式で行いました。
社労士が行うセミナーなので、どうしても労務管理の一環として、予防や対応の話になってしまい、ちょっとドライな内容になってしまったかもしれませんが。

入門講座とはいえ、私も再勉強し、これからはメンタルの時代だなぁと今さら実感しているところです。

そのため、最近色んな人とそんな話をよくするのですが、心を病んでいる方と、新たに心理学やカウンセリングを学んでいる方が本当に多いことに気付きました。
メンタル不調は心の風邪と例えられますが、誰でも罹ってしまうもの。

私は楽観的な人間ですが、それでも絶対にメンタル不調にならない保証はなく、また事故や病気で突然働けなくなることもあるかもしれません。
一人で仕事をしているため、そうなったらお客様に迷惑をかけてしまう。
同じように一人で事務所をされている同業者や他士業の知人に、どのように備えているのか、聞いてみました。

すると人それぞれ考え方が違っていて、おもしろかった。正解はないんだと。

・今のうちに同業者同士で法人化しておき、業務が継続するようにしておく
・法人化しなくとも、いざという時のために当面の業務を引き継いでくれる仲間を作っておく(お客様にはその間に新たな専門家を探してもらう)
・自分の代わりはたくさんいるのだから、お客様はちゃんと次の専門家を探すはず(よって特に何もしない)

などなど。

個人事業主でさえ、こんな風に思い悩むのだから、人を雇い、会社を経営している方は事業承継にどれだけ悩んでいるんだろうと思います。
個人事業・法人にかかわらず、必ず子供が後継ぎというわけでもないし、事業を始めるということは、終わり方を決めないといけないということ。

年度初めの気忙しい時期にこんな事を考えていました。
若さと健康はいつまでも続かないのは確かなので、これからはぼちぼち先の事も考えなくてはいけないなと思った4月。
こんな心境になったのも齢のせいなのか。
何はともあれ健康第一、身体が資本です。

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