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久々の出張授業

先日、ある高校の出張授業に講師として行ってきました。
就職活動を控えた生徒、進学を希望する生徒、低学年、高学年。
同じ高校生でも、様々な状況の生徒が集まります。
大きな講義室に約150~200人。当然ながらみんな若い。
1限の授業時間は45分。
初めに先生のお話、最後にアンケート記入の時間をそれぞれ5分。
ということで、私に与えられた時間は35分。

学校からは「色んな働き方について」の講義をリクエストされていました。
特に高校生の就職ということで、正社員が良いことは分かっているが、
「なぜ良いか」
という事を理解して就職活動してほしい、という先生の願いが込められた
お題でした。
それともう一つのリクエストも。
できればパワーポイントを使ってほしい、と。

おおお、パワーポイントなんて何年ぶりか。
久々にパソコンと格闘。
彼らに飽きることなく35分、ぜったい損はさせない35分、
人生を変えるかもしれない35分。
17年か18年しか生きてない若者に、おばちゃんからいったい何が伝わるのか。

社会に出て何十年も暮らしてきた私たちオトナの価値観で話しても
響かないよなあ。
私がうら若き17、18の乙女だったころ(昭和だった)、
何が不安で何が不満で生きていたか思い出さなくては。
その上で、アンタらよりちょっと物知りなおばちゃんが、
ええコト教えたげるから、とりあえず聞きなさいと。
そういう感じの35分でした。

正社員も契約社員も派遣社員もパートもアルバイトも、いろんな特徴がある。
本来なら全部やってみた人が話すのが説得力あるんだろうけど。
ただ、やったことには必ず結果があって、すぐには結果が分からないとか、
死ぬまで結果が分からないことも多いと思うし、
未来なんてホントどうなるか分からない時代で、
ちょっとでも見通しがつきやすい方が安心するタイプなら、
正社員という選択もありかな。

こんなに正社員押しだけど、もし正社員になれなかったらどうするんだ。
また正社員を目指すとき、周りは何を評価するのか、私なりのフォローの話も
したかったけど、残念ながら時間の関係で省略。

できるだけ「自分自身の未来像」が想像できるように話をしたつもりですが、
彼らに何か響いていたら本当に嬉しい。
響かせるだけじゃなくて、私たちオトナは、彼らに希望のある社会を
作って待ち構えてあげないといけませんね。

実は3年か4年前に、同じ高校で一度授業をしているんです。
やんちゃそうな生徒もいて、ざわついているけれど、
最低賃金の話をしたらちょっと静かになる事を私は知っている。
ノートに何やらメモしたり、なんなら質問までしてくれる。
あの頃と同じ生徒はもういないと思うけど、反応がほぼ同じで、
相変わらずカワイイ。

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